銅板や真鍮板をレーザーカットできますか?

26 Feb 2022

もちろん、銅板や真鍮板を切断することは可能ですが、銅は導電性が高く、レーザー光線を反射するため、切断は困難な作業です。レーザーで切断できる銅板の厚さには制限がありますが、自動板金切断機の進歩により、次のヒントを使用して効率的で優れた切断を実現できます。

銅と真鍮の切断を成功させるためのヒント

● 右金属板切断機

銅と真鍮は、特に固体状態では赤外線レーザー光の反射率が高く（したがって吸収率が低い）、銅はレーザー光線の吸収率が低く、ファイバーレーザーの放射波長は約 1.07 µm であるのに対し、従来の CO2 代替品は 10.6 µm です。このため、CO2 レーザーは従来、反射率の高い材料の切断には適しておらず、銅やその他の非鉄金属の切断にはファイバーレーザーを推奨することが多いのです。ファイバーレーザー切断機は電力密度が劇的に高いため、金属の貫通が容易になります。さらに、ファイバーレーザー切断では、ビームが共振器に反射して損傷することがないため、銅の切断がより効率的かつ経済的になりました。

真鍮板切断機

● パワーと切断厚さ

銅レーザー切断機は、

薄いものから厚いものまで、さまざまな厚さの材料を切断できるため、銅を切断するための強力な選択肢でもあります。穿孔と切断に使用可能な最大ピーク電力を使用すると、材料が最も反射する状態にある時間が短縮されます。次の表で、さまざまな電力で得られる切断厚さについて詳しくご覧ください。ファイバーレーザーによる厚さの切断について詳しくご覧ください。

窒素レーザー切断機 - 切断厚さ

材質厚さ(mm)	有効切削速度の参考（ m/min ）
	1000ワット	1500ワット	2000ワット	3000ワット	4000ワット	6000ワット
	黄銅窒素ガス	黄銅窒素ガス	黄銅窒素ガス	黄銅窒素ガス	黄銅窒素ガス	黄銅窒素ガス
1	7.0-9.0	10.0-15.0	15.0-25.0	25.0-35.0	30.0-40.0	35.0-45.0
2	2.0-3.0	3.0-4.0	7.0-10.0	10.0-15.0	12.0-20.0	20.0-25.0
3	0.7-1.0	1.2-2.0	3.5-4.5	5.0-10.0	8.0-15.0	10.0-15.0
4		0.9-1.1	1.4-2.0	3.0-5.0	4.0-6.0	8.0-10.0
5		0.6-0.8	0.7-1.0	1.5-2.5	2.5-4.0	4.5-6.0
6			0.3～0.5	0.8-1.2	1.0～1.8	3.0-4.0
8				0.3～0.5	0.4-0.6	1.6-2.2
10					0.1-0.3	0.8-1.2
12						0.5～0.7

CNCレーザー切断機の板金の用途

● カットスピード

最新のファイバーレーザー切断機がサポートする最大送り速度は約 10 ～ 15% 削減できるため、切断に十分な滞留時間を確保でき、切断が消えるリスクを回避できます。

● フォーカス位置

ピアシングとカッティングの両方において、焦点位置をカッティング品質が許す限り上面近くに設定します。これにより、プロセスの開始時にビームと相互作用する表面材料の量が最小限に抑えられ、ビームのパワー密度が最大化されて、より迅速な溶解が実現します。当社のファイバーレーザーカッティングテクノロジーの詳細については、こちらをご覧ください。

● ガス切断

銅を切断する場合、プロセスの信頼性を高めるために高圧酸素を使用することが多いですが、真鍮の切断では窒素切断ガスを使用するとより良い切断が得られます。

結論

銅は反射特性があるため切断が難しいのですが、さまざまなファイバーレーザーカッターで切断できます。Hymson は中国の板金レーザー切断機メーカーの 1 つです。レーザー切断銅に関する詳細情報を入手し、お客様のニーズに最適な板金 CNC マシンを決定してください。

ファイバーレーザー切断：銅・真鍮の応用を推進

ファイバーレーザー切断機 - 1000W 0.6mm 真鍮

Hymson丨6000W 10MM 真鍮レーザーカット